楽器の小物、何から買う?チューナー・替え弦など8つの順番
楽器を手に入れる、あるいはこれから始めようと考えている方にとって、本体選びの次に気になるのが「ほかに何が必要なのか」ではないでしょうか。お店の売り場には、チューナー、メトロノーム、弦、ピック、クロス、ケース、譜面台と、小さな商品がたくさん並んでいます。どれも役に立ちそうに見えるぶん、「結局、何から買えばいいの?」と立ち止まってしまう方も少なくありません。
この記事では、楽器本体以外の「そろえておくと安心な小物」について、選び方の基本を、読者の疑問が出てきそうな順に整理しました。具体的な製品名やメーカー名、価格には触れません。「どんな役割のものか」「どんな基準で選べばよいか」「最初に何を優先するか」という考え方をお伝えすることが目的です。ギターを中心に例を挙げますが、考え方は他の楽器にも通じる部分があります。
なお、楽器の種類や使い方、お住まいの環境によって、必要な小物は変わります。ここでご紹介するのは一般的な目安です。迷ったときは、店頭のスタッフにご相談ください。
小物は「3つの役割」で考えると、選びやすくなります
小物は、「音を合わせる」「練習のペースをつかむ」「楽器を守る・手入れする」の3つの役割に分けて考えると、優先順位をつけやすくなります。名前を一つずつ覚えるよりも、「これは何のための道具か」を先に押さえておくほうが、売り場で迷いにくくなります。
| 役割 | 主な小物 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| 音を合わせる | チューナー | 音の高さを目で確かめる道具 |
| 練習のペースをつかむ | メトロノーム、譜面台 | 速さと楽譜の置き場所を整える道具 |
| 楽器を守る・手入れする | 替えの弦、ピック、クロス、ケース、湿度計 | 使えば減る弦やピックの予備も含め、楽器を長く良い状態で使うための道具 |
この表のとおり、「毎日の練習に使うもの」と「楽器を守るためのもの」では、そろえるタイミングも少し違ってきます。以下、順に見ていきましょう。
チューナー:まず手元に置いておきたい、音合わせの道具
チューナーは、小物の中でも優先度が高いもののひとつです。弦楽器は、弾く前に音の高さを合わせる(チューニングする)ところから始まります。耳だけで合わせようとしても、慣れないうちは「合っているのかどうか」がわかりにくいものです。チューナーは、鳴らした音が低いのか高いのかを、画面の表示や針の動きで見せてくれます。
弦楽器の世界では、基準になる音(たとえばラの音)を鳴らし、その音に合わせていく方法がよく使われます。ほかの人や鍵盤楽器が近くにいないときも、チューナーがあれば一人で基準の音を確認できます。弾いた音が低ければ針が左へ、高ければ右へ振れるタイプなど、視覚的にわかりやすい仕組みのものが一般的です。
選ぶときに見ておきたいこと
- 自分の楽器に対応しているか:ギター用、ベース用、バイオリンなどの弦楽器用、さまざまな楽器に使える汎用タイプなどがあります。まずは自分の楽器に使えるかどうかを確認します。
- 表示が見やすいか:練習する場所の明るさや、座ったときの見やすさも大切です。実際に手に取って、表示の見え方を確かめてみてください。
- 取り付け方・置き方:楽器に挟むタイプ、机に置くタイプ、音を拾って合わせるタイプなど、使い方に違いがあります。
- 基準の音を変えられるか:チューナーには「A=440Hz」のような表示があります。ヘルツ(Hz)は、音が1秒間に振動する回数を表す単位で、この表示は「基準になるラの音を、1秒間に440回振動する高さにそろえる」という意味です。多くの場合はそのままで問題ありませんが、基準の音を変えられる機種もあります。
最近は、スマートフォンのアプリでもチューニングができるようになりました。外出先で急に必要になったときの手段として心強い一方で、練習のたびにスマートフォンを取り出す手間や、周りの音を拾いやすい場面があることも頭に入れておくと選びやすくなります。専用のチューナーは、小さくて持ち運びやすいものも多く、楽器ケースに入れておけば忘れにくいというよさがあります。
メトロノーム:練習の「速さ」をそろえる道具
メトロノームは、曲の速さ(テンポ)を一定に刻んで、練習のペースをつかむための道具です。テンポは、1分間に拍が何回あるかを表す「BPM」という単位で示されます。たとえば「BPM=60」なら、1分間に60回、つまり1秒に1回のペースで拍が鳴ります。
昔ながらの振り子式のメトロノームもあれば、電子式のもの、スマートフォンのアプリで使えるものもあります。どれも、拍の頭を一定のリズムで鳴らしてくれる点は同じです。慣れてきたら、メトロノームの音を拍の「ウラ」に感じるといった使い方で、リズム感を磨く練習につなげることもできます。
選ぶときの考え方
- 音の大きさが調整できるか:自分の楽器の音に埋もれてしまうと、メトロノームの音が聞こえなくなります。音量を調整できるか、イヤホンを使えるかを確かめておくと安心です。
- 速さの設定がしやすいか:ダイヤルを回すタイプ、ボタンで数字を入力するタイプなど、操作方法はさまざまです。「ゆっくりめから始めたい」ときに、すぐ設定できるものが使いやすいでしょう。
- 拍子を変えられるか:3拍子、4拍子など、曲の拍子に合わせて強弱をつけられると便利です。
- チューナーと一体になったタイプもある:ひとつで済ませたい方には選択肢になりますが、それぞれの操作のしやすさも見ておきましょう。
はじめのうちは、ゆっくりした速さに設定して、一つひとつ音を確かめながら弾くのがおすすめです。速く弾けるようになることよりも、同じテンポを保って弾き続けることのほうが、実は難しいものです。メトロノームは、その「ずれ」に気づかせてくれる道具だと考えると、付き合いやすくなります。
替えの弦:切れる前に用意しておく消耗品
ギターの弦は消耗品です。古くなれば交換が必要ですし、突然切れてしまうこともあるため、楽器と一緒に替えの弦をそろえておくと慌てずに済みます。弦は、張った直後から少しずつ劣化が始まり、毎日状態が変わっていきます。新品の弦はきらびやかな音がしますが、使い続けるうちに音の張りが失われ、チューニングも合いにくくなっていきます。
交換の目安は、弾く頻度によって変わります。ギターの場合、1〜3ヶ月ごとが目安とされ、週1回以上弾くなら月に1回の交換が理想的です。とはいえ、「いつ替えるか」は人それぞれです。「そろそろかな」と感じたときが、交換のタイミングだと考えても差し支えありません。
弦を選ぶときの基本:「ゲージ」は弦の太さのこと
弦を選ぶときによく出てくる言葉に、「ゲージ」があります。「ゲージ」とは、弦の太さを表す用語です。たとえば「009〜042」といった数字や、「ライトゲージ」といった呼び方で表されます。数字が小さいほど細い弦、大きいほど太い弦、という見方をします。
| 選ぶときの視点 | 確認したいこと |
|---|---|
| 楽器の種類 | アコースティックギター用、エレキギター用、ベース用など、楽器に合った弦を選びます。見た目が似ていても、用途が違います。 |
| 太さ(ゲージ) | 細めは押さえやすく、太めはしっかりした音になる傾向があります。今使っている弦と同じ太さから始めると、違いがわかりやすくなります。 |
| 予備の本数 | 1本だけ切れても困らないよう、1セット単位で用意しておくと安心です。 |
太さによって、押さえやすさや音の出方が変わります。ただし、どの太さが自分に合うかは、手の大きさや弾き方、使っている楽器によっても違ってきます。初めての弦交換でわからないことがあれば、お店で相談しながら選ぶと失敗しにくくなります。ここでも、「これが正解」と決めつけず、いくつか試しながら自分に合うものを探す姿勢が大切です。
自分で弦を交換する作業には、コツや注意点があります。慣れないうちは、お店で交換の様子を見せてもらったり、スタッフに任せたりする方法もあります。
ピック:まずは種類の違うものを少しずつ試してみる
ピックは、最初から一つに決めず、タイプの違うものを何種類か試して、弾きやすいものを探すのがおすすめです。ピックは、形、大きさ、素材、そして「厚さ」によって、弾き心地や音の出方が変わります。
用語の注意点をひとつ。先ほど出てきた「ゲージ」は弦の太さを表す言葉で、ピックの場合は「厚さ」と呼びます。厚さは「0.6mm」のようにミリメートルで表されることが多く、「薄め(Thin)」「中くらい(Medium)」「厚め(Heavy)」といった分け方もあります。弦の太さとピックの厚さは別のものなので、買うときに混同しないようにしましょう。
| 厚さの分類 | 弾き心地の傾向 |
|---|---|
| 薄め(Thin) | 厚さの違いで弾き心地は変わります。感じ方には個人差があるので、実際に持って試すのが確実です。 |
| 中くらい(Medium) | 薄めと厚めの中間にあたる厚さです。 |
| 厚め(Heavy) | 薄めより厚い分類です。タイプの違うものを何枚か買って試し、自分に合うものを探します。 |
これはあくまで傾向で、好みや弾き方によって感じ方は変わります。ピックは比較的小さな小物なので、複数のタイプを少しずつ買って、実際に弾き比べてみるのが近道です。
ピックの交換の目安は、すり減ったり形が変わったりしたときです。長く使っていると、音の出方も変わってきます。同じ種類の新品と弾き比べて「前と音が違うな」と感じたら、新しいものに替えてみてください。
クロスとお手入れ小物:弾いたあとのひと拭きが、楽器を守ります
クロス(柔らかい布)は、楽器を長く使うための基本の小物です。弾いているうちに、手の汗や皮脂が楽器や弦につきます。汗は木にしみこむと、材を傷めたり、接着部分の劣化につながったりすることがあります。弾き終わったら、さっと拭く習慣をつけておくと、楽器の状態が保ちやすくなります。
クロスを選ぶときの考え方
- 柔らかい布を選ぶ:ポリッシングクロスと呼ばれるものや、ガーゼのような柔らかい布が使われます。硬い布は表面に傷をつけるおそれがあるので避けましょう。
- 用途で分けると便利:弦を拭く布と、ボディやネックを拭く布を分けておくと、汚れを広げにくくなります。弦もこまめに拭くと、保ちが変わってきます。
- ケースに入れておく:使い終わったらすぐ拭けるよう、ケースの中に入れておくと続けやすくなります。
ポリッシュ(つや出し剤)や指板用の油など、さらに専門的なお手入れ用品もありますが、楽器の種類や仕上げによって使えるもの・使えないものがあります。初めてのうちは、まずクロスで拭くところから始め、専用のお手入れ用品は店頭で楽器の種類を伝えて選ぶと安心です。
ケース:持ち運ぶかどうかで、選び方が変わります
楽器を家の外へ持ち出すなら、ケースは用意しておきたい小物です。むき出しのまま持ち歩くと、ぶつけたり、雨や日差しにさらされたりするおそれがあります。持ち出さずに家の中だけで弾く場合は、楽器をスタンドに立てかけて置く方法もあります。長いあいだ弾かない楽器は、ハードケースにしまっておく人もいます。
| ケースの種類 | 特徴の傾向 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ソフトケース(ギグバッグなど) | 軽くて持ち運びやすい。衝撃には比較的弱い傾向 | 近所への持ち運び、レッスンへの通い |
| ハードケース | しっかり守れる反面、重さがある | 長めの移動、保管 |
ケースを選ぶときは、まず「どこへ、どうやって運ぶか」を考えてみてください。レッスンに電車やバスで通うのか、車で運ぶのか、歩いて行ける距離なのか。運ぶ手段によって、軽さを優先するか、守る力を優先するかが変わってきます。
もうひとつ大切なのが、ケースのサイズが楽器に合っているかどうかです。同じ種類の楽器でも、形や大きさが違うことがあります。買う前に、お持ちの楽器、あるいは購入予定の楽器がきちんと収まるかを、店頭で確かめるのが確実です。ケース自体も使っているうちに汚れたり傷んだりするので、ときどき状態を見てあげてください。
ケースの中にクロスやチューナー、替えの弦などをまとめて入れておくと、持ち出すときに「忘れ物」が減ります。バンド活動などで人前で弾く場合は、チューナーと替えの弦、クロスは、持ち物の定番として挙げられることが多いものです。
譜面台:楽譜を見やすい位置に置くための道具
譜面台は、楽譜を見ながら練習するときに、楽譜を安定して置いておくための道具です。楽譜を床や机の上に置いたままだと、うつむく姿勢が続いて、弾きにくくなることがあります。譜面台に楽譜を立てて置くと、視線を大きく下げずに楽譜が見られます。
楽器によっては、譜面台が付属している、あるいはもともと楽器に備わっていることもあります。そのため、「すでに持っているか」を先に確認してから買うと、重複を防げます。
選ぶときの視点
- 安定感:楽譜を置いたときにぐらつかないか。軽すぎるものは、風や接触で倒れやすいこともあります。
- 高さの調整:座って弾くのか、立って弾くのかで、必要な高さが違います。高さを変えられると、使い方の幅が広がります。
- 持ち運びやすさ:家の中だけで使うなら安定感を、外へ持ち出すなら折りたたみやすさや軽さを重視します。
- 楽譜の大きさ:楽譜が大きいと、受け皿が小さい譜面台では置きにくいことがあります。
楽譜を見ずに練習する期間が長い方や、タブレット端末で楽譜を見る方は、いつも必要とは限りません。「自分は、どんな場面で楽譜を見るか」を想像してから選ぶと、無駄がありません。
湿度計:冬の乾燥に向けて、部屋の様子を知るための小物
木でできた楽器は、空気の乾燥や湿気の影響を受けやすいため、楽器を置く部屋の湿度を知っておくと安心です。奈良のような盆地は、夏は蒸し暑く、冬は乾燥が厳しい土地柄です。冬が近づく前に、楽器の保管環境を見直しておくと安心です。
湿度計は、部屋の湿度を数字で見せてくれる小さな道具です。体感だけでは気づきにくい乾燥や湿気を、数字で確認できます。以下の数字は奈良に限った話ではなく、弦楽器の保管の一般的な目安です。湿度はおよそ50%前後が理想的だと言われます。年間を通して50%前後に保つのは難しいため、乾燥する時期は40%、湿気の多い時期は60%を超えないように、というのが現実的な目安です。冬は対策をしないと30%近くまで下がることもあるといわれ、夏は70%以上に上がることもあるといわれます。
この数字は、弦楽器の保管の一般的な目安です。楽器の種類や状態、置き場所によって適切な範囲は変わるため、あくまで参考としてください。湿度計を置いて、数字が大きく外れていないかを見守る使い方から始めましょう。
| 気をつけたい場所 | ひとこと |
|---|---|
| 直射日光の当たる窓際 | 日差しが直接当たる位置は避けたい |
| ストーブのそば | 熱が直接届く位置は避けたい |
| エアコンの風が直接当たる場所 | 風が直接当たる位置は避けたい |
加湿器や除湿器、エアコンなどで部屋の湿度を整えるほか、ケースの中に入れて使う湿度調整用の小物もあります。ただし、楽器の種類や、ケースの大きさ、お住まいの環境によって、合うものと合わないものがあります。使う前に、店頭で楽器の種類と保管場所を伝えて相談してください。
何から、どの順番でそろえればいい?
全部を一度にそろえる必要はありません。「毎回の練習で使うもの」から順に、少しずつそろえていく方法が現実的です。以下は、あくまで目安の一例です。
| 順番 | 小物 | 理由 |
|---|---|---|
| 最初に | チューナー | 音が合っていないと、練習の手応えがつかみにくいため |
| 最初に | 替えの弦 | 突然切れたときに困らないよう、予備があると安心 |
| 早めに | ケース | 持ち出すなら楽器を守るため(持ち出さない場合は後でも可) |
| 早めに | ピック | 弾き比べて、自分に合うものを見つけるため |
| 慣れてきたら | メトロノーム | テンポを意識した練習に進むとき |
| 慣れてきたら | クロス | 弾き終わりのお手入れの習慣づけに |
| 必要に応じて | 譜面台 | 楽譜を見ながら練習する機会が増えたら |
| 季節に合わせて | 湿度計 | 乾燥や湿気が気になる季節の前に |
ここでの順番は、楽器の種類や、レッスンに通うかどうかによって入れ替わります。たとえばレッスンに通う場合は、先生から「これを用意してください」と案内されることもあります。その場合は、先生の指示を優先してください。
自分でできることと、お店に相談したほうがよいこと
小物の選び方は、基本的には自分で考えて、試しながら決めて問題ありません。ただし、楽器の状態に関わる部分は、お店に相談したほうが安心です。
| 自分でやってよいこと | お店に相談したいこと |
|---|---|
| チューナーでの音合わせ | 音が何度合わせてもすぐ狂う、弦を新しくしても改善しないとき |
| メトロノームを使った練習 | どの小物が自分の楽器に合うか迷うとき |
| ピックの弾き比べ | 弦の太さを変えたいが、楽器への影響が心配なとき |
| クロスで弦やボディを拭く | お手入れ用品を使ってよいか不安なとき |
| 湿度計で部屋の様子を確かめる | 乾燥が続いたあと、楽器の様子に変化を感じたとき |
楽器の状態に不安があるときは、無理に自分で直そうとせず、お持ち込みください。ご相談の内容によっては、修理や調整が必要になることもあります。
よくある質問
Q1. 小物は、楽器と同時に全部買ったほうがよいですか?
全部を同時にそろえなくても大丈夫です。まずは、チューナーと替えの弦のように、練習の入り口で使うものから始めるのがおすすめです。ケースや譜面台、湿度計は、楽器の持ち出し方や住まいの状況に合わせて、後から加えても遅くありません。
Q2. チューナーは、スマートフォンのアプリで代用できますか?
アプリでもチューニングはできます。外出先で必要になったときなど、手軽に使える場面は多いでしょう。ただし、通知が鳴ったり、練習中にバッテリーが減ったりすることもあるため、使いやすさは人によって変わります。専用のチューナーと両方を試して、自分に合うほうを選んでみてください。
Q3. ピックの「ゲージ」はどう選べばよいですか?
ピックの場合は「ゲージ」ではなく「厚さ」と呼びます。「ゲージ」は弦の太さを表す言葉です。ピックの厚さは0.6mmのようにミリメートルで表され、薄め・中くらい・厚めという分け方もあります。最初は、タイプの違うものを何枚か試して、持ちやすく弾きやすいものを探すとよいでしょう。
Q4. 弦は、どのくらいの頻度で替えればよいですか?
ギターの場合は、1〜3ヶ月ごとが目安で、週に1回以上弾くなら月に1回の交換が理想的です。ただし、音の張りがなくなった、チューニングが合いにくくなったなど、「そろそろかな」と感じたときが交換のタイミングともいえます。弾く頻度や好みで変わるため、ご自分の感覚も大切にしてください。
Q5. 湿度計は、どこに置くとよいですか?
楽器を保管している、あるいは普段弾いている部屋に置くのが基本です。直射日光が当たる窓際、ストーブのそば、エアコンの風が直接当たる場所は、楽器の保管場所としても避けたいところですので、湿度計も楽器と同じ部屋に置き、強い日差しや風が直接当たらない位置にするとよいでしょう。数字の目安は楽器によって異なるので、迷ったら店頭でご相談ください。
Q6. 楽器を弾かない日が続いても、お手入れは必要ですか?
弾かない間も、楽器は部屋の乾燥や湿気の影響を受けます。弾かない期間が長くなるときは、クロスで軽く拭き、直射日光や暖房の風が当たらない場所に置いておくと安心です。気になる変化があれば、早めにお店へご相談ください。
Q7. どの小物を買えばよいか、自分で決められません。
それは自然なことです。楽器の種類や、練習の環境、通っているレッスンによって、必要なものは変わります。お店では、楽器を見ながら「今の状況ならこれがあると安心」とお伝えできます。ご自身の楽器を持って、あるいは楽器の種類をお知らせのうえ、ご相談ください。
小物選びで迷ったら、店頭で実物を見ながらご相談ください
ここまで、チューナー、メトロノーム、弦、ピック、クロス、ケース、譜面台、湿度計について、選び方の基本をご紹介しました。小物は小さな道具ですが、練習のしやすさや、楽器の状態に関わる大切な役割を持っています。
天理楽器の店舗では、各楽器の専門スタッフが、試奏や選び方のご相談をお受けしています。実物を手に取って、表示の見やすさやピックの持ちやすさを確かめながら選べるのは、店頭ならではの利点です。楽器のお手入れや調整は、お持ち込みでも承っています。「何を、どの順番でそろえたらいいか」という段階からのご相談で構いません。お近くの天理楽器の店舗に、お気軽にお立ち寄りください。
制作:天理楽器


