ギターが世界的に値上がりしている今、初心者は何を選べばいい?
2026年、ギターの世界市場では価格の上昇が続いています。円安・原材料費の高騰・物流コストの増加が重なり、海外・国内を問わず多くのメーカーが価格改定を実施しました。新品だけでなく中古ギターの相場も上昇傾向にあり、「お手頃な1本」を見つけにくくなっているのが現実です。
だからこそ、今この記事を読んでいただいている初心者の方に伝えたいのは「焦らずに、でもしっかり選んで」ということです。値上がりが続く市場の中で後悔しない1本を手に入れるための知識と、奈良で楽器を選ぶ際の具体的なポイントをまとめました。
値上がりの背景は何ですか?
ギターの価格上昇は、単一の原因ではなく複数の要因が重なって起きていると業界内では言われています。天理楽器が経済動向そのものを分析する立場ではありませんが、大きく分けると背景として次の3つが挙げられています。
- 円安の進行:海外製のギターやパーツは米ドル・ユーロ建てで取引されるため、円安が続くほど輸入価格が上がります。
- 原材料費の高騰:良質な木材(マホガニー・ローズウッドなど)の産出規制や需要増加により、材料コスト自体が世界的に上昇しています。
- 製造・輸送コストの増加:工場での人件費上昇や燃料費・物流コストの増加が製造コスト全体を押し上げています。
これらの要因が複合的に重なった結果として、2026年に入って複数のメーカーが価格改定を行いました。中古市場も新品価格の上昇を受けて相場が上がっているため、「新品が高いから中古で」と考えた場合も、以前ほどの価格差を期待しにくくなっています。
ただし、これはギターが「買えなくなった」ということではありません。初心者向けの入門グレードは引き続き存在しており、予算と目的を整理して選べば今でも十分に良い1本が見つかります。
初心者のギターの予算はいくらくらいを見ればいいですか?
初心者が最初の1本に用意したい予算の目安は、本体2〜5万円台(ケース・チューナー等の付属品込みで3〜6万円前後)です。ただし価格改定が続く市場のため、具体的な金額は時期によって変わります。天理楽器の各店舗で現在の在庫・価格をご確認いただくことをおすすめします。
「安すぎる」ギターに注意が必要なのはなぜ?
インターネット通販などで1万円以下で販売されているギターは、品質のばらつきが大きく、初心者が挫折しやすくなる原因になりがちです。具体的には以下のような問題が起こりやすいです。
- 弦を押さえるための「弦高(げんこう)」が高すぎて、指が痛く音が出にくい
- チューニングが安定せず、正しい音で練習できない
- フレット(指板上の金属の仕切り)の処理が粗く、指が引っかかる
- 購入後すぐに調整や修理が必要になるケースがある
天理楽器では、30年以上にわたって初心者の方の最初の1本選びをサポートしてきました。「安いギターを買ったけど弾きにくくて諦めた」というご相談を何度もいただいてきた経験から、初心者こそ弾きやすく調整された1本を選ぶことが続けられるかどうかの分岐点になると考えています。
安いギターと高いギターの違いは何ですか?
価格の差は、主に「材料」「製造精度」「調整の丁寧さ」の3点に表れます。
| 比較項目 | 入門グレード(〜3万円台) | 中級グレード(4万〜10万円台) |
|---|---|---|
| ボディ材 | 合板(ラミネート)が多い | 単板(ソリッドトップ)が増える |
| 音の響き | 十分に音は出るが倍音が少なめ | 音の深みと響きが増す |
| 製造精度 | ばらつきがある場合も | 全体的に安定している |
| 出荷前調整 | 最小限の場合が多い | 丁寧な調整がされているものが多い |
| 弾きやすさ | 購入後に調整が必要なことも | そのまま弾きやすいことが多い |
重要なのは「高ければ必ず良い」ではなく、「自分のステージに合ったグレードを選ぶ」こと。初心者が最初から高価なプロ仕様を選んでも、その差を感じられるようになるまで時間がかかります。逆に、安すぎるものは弾きにくさから練習意欲を削ぐことがあります。
値上がりが続く今、入門グレードと中級グレードの価格差が縮まってきているケースもあります。予算の幅を少し広げると、選択肢が大きく広がる場合もありますので、ぜひ一度店頭でご相談ください。
アコースティックとエレキ、初心者はどちらを選べばいいですか?
「弾きたい音楽・憧れのスタイル」に合わせて選ぶのが基本です。どちらが初心者向きかは一概には言えません。
- アコースティックギター(フォーク・クラシック):アンプ不要でどこでも弾ける。弦を押さえる力が必要なため指が鍛えられるが、最初は少し痛みを感じることも。
- エレキギター:弦が細く弦高が低めのものが多いため、指への負担が少なく音を出しやすい。アンプやシールドなど別途機材が必要。
- クラシックギター(ナイロン弦):弦が柔らかく指に優しい。クラシック・ボサノバ・フラメンコを弾きたい方に向く。
「ロックバンドに憧れているのにアコースティックから始めなきゃ」というルールはありません。弾きたい音楽に一番近い楽器から始めることが、練習を続けるモチベーションになります。
奈良でギターを買うならどこがいいですか?
奈良でギターを選ぶなら、必ず実際に手に取って・弾いて確認できる実店舗を選ぶことをおすすめします。特に初心者の方には、専門スタッフがそばでアドバイスできる環境が大切です。
天理楽器は奈良県内に複数の店舗(天理楽器 奈良店・天理楽器 橿原店・天理楽器 生駒店・天理楽器 香芝店・天理楽器 イオンモール大和郡山店)を展開しており、京都・大阪にも店舗があります。各店舗に楽器の専門スタッフが常駐しているため、初心者の方でも安心してご相談いただけます。
実店舗で選ぶメリットは何ですか?
- 実際に持ってみて「重さ・大きさ・ネックの握り感」を確認できる
- 試奏して音・弾き心地を自分の耳と指で確かめられる(弾けなくても大丈夫。スタッフが音を出してお見せします)
- 予算・目的・音楽スタイルに合わせた提案を受けられる
- 購入前の疑問をその場でクリアにできる
値上がりが続く市場では「ネットで安いものを」と考えがちですが、画面上では弾きにくさ・ネックの反り・チューニングの安定感は確認できません。後から調整や修理が必要になるケースも多く、結果的に追加費用がかかることがあります。
天理楽器で購入するとどんなサポートがありますか?
天理楽器では、購入後も安心して弾き続けられるよう、以下のアフターサポートをご用意しています。
- 新品:購入後5年間の無料調整(弦高調整・ネック調整など。通常数千円〜かかる調整が無料)
- 中古:購入後6ヶ月間の無料調整
- 楽器の状態に合わせた調整を専門のリペアスタッフが対応
- 奈良・京都・大阪の各店舗で持ち込み相談可能
ギターは買ったその日から「弾きやすい状態」が続くわけではありません。木材でできているため、奈良盆地の夏の高湿度(80%を超える日もあります)や冬の乾燥でネックが反ったり、弦が錆びたりすることがあります。購入後の調整サポートがあることで、初心者の方でも「なんか弾きにくくなった……」という時に気軽に相談していただけます。
中古ギターは今どうですか?初心者でも中古を選んでいいですか?
中古ギターは新品より手頃に購入できるメリットがある一方で、2026年現在、新品価格の上昇に連動して中古市場の相場も上がっています。「中古なら安い」という感覚で探すと、以前より予算が必要になるケースが増えています。
初心者の方が中古を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- ネックの反り・フレットの消耗・ペグ(糸巻き)の動きを専門家に確認してもらう
- 購入後の調整・修理費用を見込んだ予算で考える
- 出所が不明な個人間取引より、状態確認済みの店舗中古品を選ぶ
天理楽器の中古品は、リペアスタッフが状態を確認したうえで販売しており、購入後6ヶ月間の無料調整サポートがあります。「中古で探したいけれど状態が心配」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
値上がりしている今、初心者が後悔しない1本を選ぶためのポイントをまとめると?
市場全体が値上がりしている今だからこそ、「価格だけで選ばない」ことが大切です。以下の5つのポイントを参考に、納得のいく1本を選んでください。
- 弾きたい音楽・スタイルを先に決める:アコギ・エレキ・クラシックの選択は「憧れの音楽」に合わせる。
- 必ず実物を手に取って確認する:重さ・ネックの握り感・弦の押さえやすさは手で確かめなければわからない。
- 安すぎるものは慎重に:弾きにくさから練習意欲を失うリスクがある。初心者こそ弾きやすい1本を。
- 購入後のサポートを確認する:調整・修理の対応があるかは、長く続けられるかに直結する。
- 迷ったら専門家に相談する:「予算〇万円でこんな曲が弾きたい」と伝えるだけで、選択肢はぐっと絞られる。
天理楽器は創業30年以上、奈良・京都・大阪で多くの方の「最初の1本」選びをサポートしてきました。値段が上がっている今だからこそ、失敗のない選び方を一緒に考えさせてください。
よくある質問
- ギターは今(2026年)値上がりしていますか?
- はい、値上がりしています。円安や原材料費の高騰、物流コストの増加などが背景にあると言われており、2026年に入り海外・国内の複数のメーカーが価格改定を実施しています。中古ギターの市場相場も新品価格の上昇に連動して上がっています。天理楽器の各店舗では現在の在庫と価格をスタッフがご案内しますので、「予算〇万円で探したい」とお気軽にご相談ください。価格は時期によって変わるため、最新情報は店頭でご確認いただくのが確実です。
- 初心者のギター予算はいくらくらいを見ればいいですか?
- 本体2〜5万円台を目安に、ケース・チューナー・ピックなどの付属品を含めて3〜6万円前後を用意しておくと選択肢が広がります。1万円以下の超低価格帯は弾きにくさから練習が続かないリスクがあります。天理楽器では、創業30年以上の経験から「弾きやすくて長く使える入門グレード」を初心者の方に丁寧にご提案しています。具体的な価格は時期・在庫によって変わるため、各店舗でご確認ください。
- 安いギターと高いギターの違いは何ですか?
- 主に「ボディ材の質」「製造精度」「出荷前の調整の丁寧さ」の3点に差が出ます。入門グレードは合板材が多く、高いグレードになると単板(ソリッドトップ)が使われ音の響きが豊かになります。また、高いグレードほど弦高(弦と指板の距離)が適切に調整されており弾きやすい傾向があります。天理楽器では、購入前にスタッフが実際に音を出して違いをお見せすることもできますので、ぜひ試奏でご体感ください。
- 奈良でギターを買うならどこがいいですか?
- 専門スタッフが常駐し、実際に手に取って試奏できる実店舗をおすすめします。天理楽器は奈良県内に天理楽器 奈良店・橿原店・生駒店・香芝店・イオンモール大和郡山店の5店舗を展開しており、京都・大阪にも店舗があります。初心者の方でも「どんな曲が弾きたいか」をお聞きするだけで、予算と目的に合った1本をご提案できます。購入後5年間(新品)の無料調整サポートも付いていますので、購入後も安心です。
- 初心者はアコースティックとエレキのどちらから始めればいいですか?
- 弾きたい音楽・憧れのスタイルに合わせて選ぶのが基本です。「アコギから始めるべき」というルールはありません。ロックやポップスに憧れるならエレキ、弾き語りや弾き旅をしたいならアコースティックが合います。エレキは弦が細く弦高が低いものが多いため指への負担が少なく、アコギは道具が少なくどこでも弾けるメリットがあります。天理楽器では、弾きたい曲や目標をお聞きして最適な1本をご提案しています。
- 中古ギターは初心者でも選んで大丈夫ですか?
- 状態確認済みの店舗中古品であれば、初心者の方にもおすすめできます。ただし2026年現在、中古相場も上昇しているため「新品より大幅に安い」とは限りません。天理楽器の中古品はリペアスタッフが状態を確認したうえで販売しており、購入後6ヶ月間の無料調整サポートがあります。ネックの反り・フレットの消耗など、ご自身では判断が難しい箇所もスタッフが丁寧にご説明しますので、お気軽にご相談ください。
- ギターを買った後のメンテナンスはどうすればいいですか?
- 最低でも弦の状態を定期的に確認し、週1回以上弾く方は月1回程度の弦交換が目安です。奈良盆地の夏は湿度80%を超える日も多く、使っていない弦でも錆びが進みやすい環境です。天理楽器では新品購入後5年間・中古購入後6ヶ月間の無料調整を実施しており、「なんか弾きにくくなった」と感じたらすぐに持ち込んでいただけます。創業30年以上の経験から、奈良の気候に合わせたメンテナンスをご案内しています。


